『 紙の聖堂 』が今日オープンしました!

ニュージーランド第2の都市、
南島にある Christchurch
2011年の大地震で崩壊した大聖堂跡に
日本人建築家、坂茂(Shigeru Ban)氏が設計した
紙の聖堂が2013年8月15日 正式にオープンしました。     

私たちの記憶にまだ新しい2年前。
2011年2月22日 12時51分 カンタベリー地方を襲った
マグニチュード(M)6.3の大地震で185人の方々が亡くなりました。

中心部では多くの建物が崩壊し、
市の象徴だったネオ・ゴシック建築の大聖堂も
とても大きな損傷を負いました。

Lynda Patterson司祭代理はAFPの取材に、
 革新的な紙の聖堂の完成は大地震からの復興の
 大きな節目となるものだ と話しています。

さらに
以前の大聖堂は様々な意味で市を象徴するものだった。
 新しい聖堂は再編と再建のシンボルとなるだろう
と話しているそうです。
   
新しい大聖堂は、防水および難燃加工が施された
直径600ミリの紙管が使われている。
横からみると「A」の字のような形をしていて、700人収容可能。

変わった素材を用いていますが、
耐久年数はおよそ50年とされていて、
聖公会(Anglican Church)は新たな聖堂が建設されるまで、
少なくとも10年間はこの聖堂を使用する計画と話しています。
日本の新聞にも!
NZも日本も地震大国です。
お互いに支えあっていきたいですね。

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